馬の背

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 鳥取砂丘馬の背は、鳥取砂丘の一番の名所です。ほとんど本能的に、目の前にある一番高い丘をたくさんの観光客のみなさんが目指しておられます。おそらく詳しい説明なしで登られて、その結果目にする日本海の光景に一瞬言葉を失うという体験をされている方がきっと多いことでしょう。

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 ここの夕日の景色がとくにオススメで、5月~8月の間は夕日が海に沈む絵に描いたようなサンセットが楽しめるので、カップルで来られた場合にはロマンチックな色彩が二人を包み込みます。ちょっと神々しくて近付き難い感じですね。^^;

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 馬の背は海面との落差が最大45~50メートルありますので、比較的この辺では標高が高いです。なので風が強い日には猛烈な風になります。砂が飛ぶような日にはほとんど砂嵐のような状態になりますので、自然の猛威を肌で実感できます。

 馬の背近辺では、鳥取砂丘で見ることのできる砂の芸術がだいたい確認できます。もっともカメラマンが訪れる場所でもあるので、風紋(ふうもん)砂簾(されん)、砂柱(さちゅう)といった作品を、タイミングがあえば観賞することができます。

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 上から見下ろすと、ほとんど切り立った断崖絶壁のような印象を受けますが、実際には30度ぐらいの勾配だそうです。砂が崩れ落ちない安定を保つ最大角度を安息角(あんそくかく)と呼びますが、どんなに乾いてさらさらの砂であっても35度ぐらいが限界みたいですね。

 ここは天然記念物にも指定されており、国立公園の特別保護地区でもあり、また鳥取県の条例指定区域でもあるので、落書きはもちろん厳禁です。その代わり、景観を損なわないことを前提として、思いっきり駆け下りるもよし、転がったりジャンプするのもよし、記念撮影をするのもよし、自分のアイデアで楽しむことができます。

 注意点としては、特に夏場の熱中症ですね。5月ぐらいから日差しも強くなり、だんだんと危険な時期が増えてくるのですが、寝不足だったり、二日酔いだったり、また水分補給をしなかったりすると突然やってきます。ここでは救助もままならないこともありますので、十分注意して馬の背には行くようにしてください。ペットボトルを1本(できれば数本)持参で、休憩もこまめにとってくださいね。